前の記事:電気数学入門の続き。昔書いたときは、低学歴の世界とかが盛り上がっているとき、
今回は電気数学入門(専門職業大学の中教審答申から)。
適性検査で建設業とかどうだったっけ?と思って、一般職業適性検査 (General Aptitude Test Battery: GATB)について少し。
リンク:(独法)労働政策研究・研修機構とか(一社)雇用問題研究会
GATBで測定される9つの適性能
G-知的能力 、 V-言語能力 、 N-数理能力 、 Q-書記的知覚 、 S-空間判断力 、 P-形態知覚 、 K-運動能力 、 F-指先の器用さ 、 M-手腕の器用さ
これに対して様々な職業群について所用適性能の目安。100が平均で数値が高い方が能力が高い。
建設・設備工事の仕事:S-75 P-75 M-75
切削加工・造形の仕事:S-90 P-90 M-75
製図及び関連の仕事:N-90 S-90 P-90
機械・装置の運転看視の仕事:G-90 Q-90 M-75 注)手元の結果票で「看視」であり「監視」ではない
電気設備・機械設備の保守管理の仕事:G-90 Q-90 M-90
据付機関・建設機械運転の仕事:S-75 P-75 M-75
とあって、S-空間判断力やP-形態知覚が必須という感じ。とは言え全部100未満で所用を満たしており、「あんまり能力高くなくても可」と思われてんだろうな。
ちなみに高い能力を要する例として
自然科学系の研究の仕事、診断・治療の仕事:G-125 N-125 S-100
人文科学系の研究の仕事、法務・財務等の仕事:G-125 V-125 N-100
となっている。
事例の画像(雇用問題研究会サイトより)
電気工学科って製造業の研究開発や工場生産管理に進路が多いんだが、そうでないところの例、
当サイト関連
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